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2023.09.07

大腸カメラの流れについて(よく受ける質問)

「前日は仕事をしてもいいの?」「検査は午後からだけど、当日の午前に仕事をできるの?」「大腸カメラはどれくらい時間がかかるの?」と質問を受けることがあります。
大腸カメラを受けたことがない人には、イメージがわかないと思います。

「前日は仕事をしてもいいの?」

前日は、食事に気をつければ、普通に仕事をすることができます。
例えば、前日食事会・飲み会や、夕食が遅くなるなどでなければ問題ありません。
前日に下剤を飲む必要がありますが、21時に飲み、効いてくるのは早朝です(効きやすい人は夜中に排便があります)。

「検査は午後だけど、当日の午前中に仕事をできるの?」

ほぼできないと言っていいでしょう。
検査の4時間くらいから腸管洗浄液を飲み始めます。それを2時間くらいかけて飲みますが、1時間くらいすると効いてきます。そこからはトイレと腸管洗浄液を飲む作業に追われて、仕事や家事どころではありません。
そして、排便が落ち着いてきたころに、クリニックに向かうことになります。

 「大腸カメラはどれくらい時間がかかるの?」

検査そのものは、(丁寧に観察するので)よほどポリープが多かったり、カメラの挿入が難しい腸でなければ1520分程度で終わります。
ただ、検査前に着替えたり、点滴したり、検査後に安静にする時間を考えると、大腸カメラは1日がかりの検査だと思ってください。
土曜日や日曜日は検査開始時間が早いのですが、それでも“いつもの午後”とは違うので、午後に大切な用事を入れない方が無難です。

また、大腸カメラを受ける方から質問されることは少ないですが、ポリープを切除した場合は、3日間程度の運動制限、飲酒制限、入浴制限がありますのでご注意ください。

 ~まとめ~

・大腸カメラ前日は、食事以外はほぼ普通の生活。

・大腸カメラ当日は、1日がかり。

・ポリープを切除した場合は、3日間程度の運動制限、飲酒制限、入浴制限あり。

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