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2024.02.05

胃カメラと大腸カメラを同日に受ける

「胃カメラと大腸カメラを同日に受ける」

当院では胃カメラと大腸カメラを同日に行うことが可能です。

例えば、
・何らかの所見があり(例えばバレット食道、慢性胃炎、胃粘膜下腫瘍など)、定期的に胃カメラを受けるよう言われている。
・以前ピロリ菌を除菌した。
・以前大腸ポリープを取ったことがある。
などで、「胃カメラも大腸カメラも受ける必要があるけど、なかなか検査のために何度も受診する時間がない…」場合は、枠に限りはありますが、胃カメラと大腸カメラの同日検査に対応しています。

よく質問を受ける質問として、「どうやって胃カメラと大腸カメラを同日に行っているのか?」
鎮静剤を使用しないで内視鏡を受けた方(覚醒状態で内視鏡を受けた方)でなければ、知らないのではないでしょうか。

当院での方法を説明します。
① 事前準備は大腸カメラの時と同様です。つまり、下剤を飲んで便を出し切ってから検査を受けることになります。
② 検査着に着替えた後、検査室に入ったら、(鎮静下内視鏡の希望があれば)点滴をして、鎮静剤を投与してから検査を開始します。
③ まず胃カメラを行います。
④ 胃カメラが終わったら、その態勢のままベッドを前後回転させます。鎮静剤を使用した場合、ほとんどの方はまだ眠っています。
⑤ 次に大腸カメラを行います。

⑥ 大腸カメラ終了後、60分程度ベッドでお休みいただき、覚醒していたら私服に着替えます。
⑦ 診察室で検査の結果説明を受けていただき、すべて終了になります。

ほとんどの方は同時検査が可能ですが、下記の方は胃カメラと大腸カメラを別日に受けていただくことをお勧めしています。安全かつ楽に検査を受けていただくためです。
・精密検査が目的の場合(数か所の生検が必要、拡大観察、ポリープ切除など)
・以前大腸カメラで時間がかかった場合(特に当院で施行しても時間がかかった場合)
・ご高齢の方、基礎疾患のある方(疾患による)など

胃カメラと大腸カメラを別々に受けたい、同日に受けたい、鎮静剤を使いたい、鎮静剤を使いたくない、経鼻胃カメラ希望、可能な範囲でさまざまな要望にお応えする努力をしています。予約する際に、ご要望がありましたらお伝えください。ただし、医学的な観点から、ご希望にそえない場合があることもご理解ください。
どのようは方法であれ、最適な方法で、ストレスが少ない検査を心掛けています。

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